ボトックス外来botox
顔面痙攣、痙縮といった神経の病気や多汗症など様々な疾患の治療を行っています。
顔面痙攣、痙縮といった神経の病気や多汗症など様々な疾患の治療を行っています。
ボトックス®は、ボツリヌス菌という細菌から生成される物質を薬品にしたもので、筋肉を動かす神経の働きを弱める作用があります。この作用を利用して顔面痙攣(けいれん)、痙縮(けいしゅく)などの神経の病気や多汗症など様々な疾患の治療に応用されています。
効果はほぼ3~4ヶ月続きますが、時間が経つと元に戻ります。
当院では、ボトックス外来で、これらのいろいろな疾患に対する治療を行います。
ボトックス®の使用には『本剤を使用する場合は、講習を受けた医師で、本剤の安全性及び有効性を十分理解し、高度な解剖学的知識及び本剤の施注手技に関する十分な知識・経験のある医師が行う』となっており、当院では講習、訓練を十分に受けた医師が担当します。
ボトックス治療をご希望の方は、まずは脳神経外科の外来診療を受診してください。
外来診療で、必要な診察や検査を受けていただき、ボトックス治療が決定すれば、あらためてボトックス外来を予約していただく、という流れになります。
ご不明な点は、総合受付または外来看護師にお問い合わせください。
脳神経外科
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当院でおこなっているボトックス®の適応病名は以下の通りです。
目や口の周囲の筋肉が自分の意思と関係なくピクピクと痙攣する病気で、ひどい場合は目が開けられなくなることもあります。目のまわりから始まり、口元へと徐々に広がっていきます。また、最初は緊張したときだけですが、痙攣する時間が段々と長くなっていきます。
原因は、脳の深部で、血管が顔面神経を圧迫することで起きるものですが、疾患そのものは、生命にかかわるものではありません。しかし、自分の意思と関係なく顔面が動くことで、日常生活に支障をきたすことから、患者さまご自身がお困りの場合には治療をおすすめしています。
治療は、ボトックス®を目や口のまわりの筋肉内に注射することで、筋肉の痙攣を抑え、症状を軽快させるというものです。 再度投与するには、2ヵ月以上あける必要があります。
脳卒中の後遺症や他の脳・脊髄の病気で、手足が麻痺して筋肉が固くなり、手足が動かしにくくなったり、勝手に動いてしまったりする運動(機能)障害です。痙縮の状態が長く続くと、関節の動きが制限され(これを拘縮【こうしゅく】という)、日常生活に支障をきたします。また、痙縮がリハビリテーションそのものの障害になってしまうため、痙縮に対する治療が必要となります。
治療は、筋肉内にボトックス®を注入して、筋肉を緊張させている神経に働きかけて、筋肉を柔らかくし、症状を改善させます。
再度投与するには、3ヵ月以上あける必要があります。
親指が曲がってしまった
足の筋肉が突っ張る
手首や肘が曲がってしまった
腋窩多汗症とは、両腋に多量の汗をかくという症状が見られるものです。
このために人前に出られないなど日常生活に支障が出てきてお困りの方や腋臭にお悩みの方には、ボトックス治療が有効です。
両腋それぞれにボトックス®を注射することで、4~6ヶ月程度の期間、多量に汗をかくことを抑えることが出来ます。
再度投与するには、4ヵ月以上あける必要があります。
まずは、脳神経外科の外来診療を受診してください。
ボトックス外来は、火曜日午後の予約診療です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前診
9:0012:00 (受付8:3011:45) |
西田 脳神経外科 睡眠時無呼吸外来 |
- | 西田 脳神経外科 睡眠時無呼吸外来 |
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午後診
(予約制) |
- | 西田 ボトックス外来 ※予約制 |
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夜間診
17:0019:00 (受付16:3018:45) |
- | - | - | - | (第2・4金曜) 西田 睡眠時無呼吸外来 ※予約制 |
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