経鼻内視鏡検査を始めました。

「苦しい」「吐き気を催す」と、敬遠する人が多かった胃の内視鏡検査(胃カメ ラ)。麻酔や鎮静剤を使うとはいえ、口から管を入れるため舌の付け根に触れて吐き気を感じ「胃カメラはもうこりごりだ」と思ってしまう人が少なくありませんでした。
しかしこの度当院で導入しました経鼻内視鏡は、管の直径がわずか5.9mmと従来の半分。
しかも鼻から管を入れるので吐き気も少なく、身体への 負担がそれほどありません。いわば”患者さんにやさしい胃カメラです。


口から管をいれる場合と比べて嘔吐感がすくなくなりました!

検査は、左右いずれかの鼻に微量の麻酔の入ったゼリーを塗り、管を鼻腔から咽頭、食道、胃へと挿入します。検査中、自由に話をする事が出来るため、
医師と 患者さんがコミュニケーションを取りながら、リラックスした状態で検査を受けることが可能です。また口から入れる内視鏡検査と比べ、検査後の食事も比較的 早くとることができます。

特徴:経口の場合と比較して

・吐き気が少なくストレス軽減
・検査をしながら会話が可能
・麻酔量が少なく身体への負担が減少
・短時間で日常生活に復帰
※それぞれの程度には個人差があります


内視鏡検査でがんの早期発見・早期治療を!

日本人が胃がんになる割合は今や1万人に8.2人。
しかし胃がんは治療できるがんの一つにあげられています。
そのためには早期発見・早期治療が大事・胃などの粘膜をつまみ取り、その細胞が良性か悪性かを判断する内視鏡検査は胃がんの早期発見に大きな威力を発揮します。
口からに比べて精神的、身体的にスト レスの少ない径鼻内視鏡検査。ぜひ一度お試しください。