内臓脂肪を減らす

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内臓脂肪を減らす

肥満があらゆる生活習慣病の要因となることは、今や常識といってもよいでしょう。ところが、体重や体脂肪の値はさほど問題がなくとも、生活習慣病にかかりやすい太り方があります。内臓周辺に脂肪がつき、おなかがぽっこり出る内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪について知り、早めの対策で生活習慣病を予防しましょう。

問題なのは体脂肪のつき方です
肥満はあらゆる生活習慣病の要因になります。多くの人は体重や体脂肪の測定結果、あるいは外見上の変化を目安にし、健康や美容のために減量ダイエットに励むことでしょう。
しかし、これらの目安からは減量ダイエットの必要性がないとされる人でも、体脂肪のつき方によっては注意が必要です。
体脂肪は皮膚のすぐ下(皮下脂肪)か、肝臓や胃腸などが納まっている腹腔内(内臓脂肪)に蓄えられます。個人の体質や生活習慣によっても異なりますが、太るときはまず内臓脂肪がたまり、そのあとで皮下脂肪がたまります。
そして日本人の場合、皮下脂肪が蓄積する前の、内臓脂肪が蓄積した段階で、糖尿病や高脂血症、高血圧症などの生活習慣病にかかりやすくなることがわかっています。ですから内臓脂肪の蓄積の度合いによっては、たとえ肥満度が正常範囲内であっても、内臓脂肪型肥満として減量治療が必要な肥満症とみなされます。
ところが内臓脂肪はおなかの奥につくという性質上、皮下脂肪のようには目立たないことがあります。体重や外見上はあまり太っていなくても、内臓脂肪がたまっていることがあるのです。内臓脂肪がどれだけついているかを知るにはCTスキャンという機械で検査をしますが、これは保険適用外ですし、まだ一般的ではありません。目安としてまずは「チェック&チェック」を試してみましょう。

内臓脂肪はつきやすく落ちやすい脂肪
脂肪が内臓のまわりにつくわけですから、内臓脂肪型肥満ではまずおなかが出ていることが特徴です。太っていなくてもおなかが出ている人、下半身より上半身が太っている人は要注意です。また、おなかが出ていてそのたるみがつまみにくい人は皮下脂肪が薄いと考えることができ、その分内臓に脂肪が多くついている可能性があります。
くり返しますが、内臓脂肪型肥満の人は、肥満度が軽いうちから肥満対策が必要です。内臓脂肪はつきやすい反面落ちやすいので、食習慣を改善し、運動を心がけることによって比較的簡単に減らすことができます。
「チェック&チェック」で当てはまる項目がある人は早めに対策を立てて生活習慣病を予防することが望ましいのです。
運動は特になにかを新しく始めるというよりは、毎日の生活の中でまめに体を動かすことがたいせつです。
内臓脂肪型肥満の食事で気をつけたい点は、通常の肥満改善のための減量ダイエットをするときと同様でいいでしょう。すなわち栄養のバランスを考えながら、脂質ひいてはエネルギーを控え、一日3度の食事をきちんととることです。また、脂質を控えようとするとカルシウムや鉄まで減って不足しがちですので、これらの摂取には特に注意します。
見かけだけではなく内臓まわりの脂肪も適度な「内臓スリム」を目指しましょう。

内臓脂肪型肥満の特徴 チェック&チェック
思い当たる項目があったら要注意です。
・体重は変わらないがベルトがきつくなってきた
・太ってはいないがお腹だけがぽっこりでている
・お腹がでているのにたるみをつまんでもあまり厚みがない
・下半身より上半身の体形が太っている
・「ウエスト÷ヒップ」が0.8以上である